2015.12.3営業の仕事とモチベーションはよく関連付けられる。パフォーマンスを高めるために報酬や昇進といった「外在的報酬」を付与するという事でモチベーションが上がるというのは典型だ。しかしながら、この手法にはどうも限界があるらしい。それどころか逆効果になるケースもあるとの事。あるノーベル賞経済学者の研究ではたとえばアメリカで幸福や人生への満足度と所得の関係では所得7万ドルまでは連動するが、それを超えると金銭的な関心事が低くなり、両者の乖離が一気に広がり始めるらしい。すなわち、内在的報酬、精神的、感情的満足が重要となるとの事である。