2016.4.27都内某所にある有名懐石料理のお店の話。開店当時にたまたま飛び込みで入った店で、当時は全くガラガラの店だった。しかし、10年ほど経過した今では、全く予約が取れない超人気店に。ちなみに食べログの点数は4.34(私はたまたま開店当時からの顧客という事でたまにお客様などと行かせて頂いているが、、)確かに格別料理は美味しいし、一軒家の店で雰囲気もある。ただ、値段はそれなりに高い。普通個人では行けない価格帯である。席数は2階建てで34席で完全予約制となっている。そのお店、どうも今年移転をするらしい(店員の話だが)、次の店は席数を減らすという。たいがい、これだけの人気店になると普通は拡張路線を突っ走るだろうに。なぜ???「店主がお客様すべてを見渡せる範囲にこだわっている。今は、2階のお客様には気が行き届かない。」という事らしい(お店の店員からの話)。マーケティング戦略なのか、顧客満足度の追及なのか、、、それはご主人のみ知ることだが。。。またまた予約がさらに取りづらくなり、単価も上がってしまうのではないかという心配もあるが、そのようなことは馬鹿じゃない限り店主も分っているはず。今後のこの店の商売の展開に注意を払いたい。一方で今年8周年を迎えるワインバー「マシェリ(Ma Cherie)」がある。場所は都内某所(文京区湯島3-43-4 小林ビル)だが、隠れたワインBarの名店と言いたいところだが、それだけではない。店主は30代後半で、土曜日の開店前にワインスクールを開催したり、ハッピーアワーと称して時間限定で高級ワインを嗜める事が出来たりするなどなかなかのアイディアマンである。数々の企画を生み出しては成功したり、失敗したり繰り返しているが、リスクを恐れずに行動する姿勢には頭が下がる。飲食の世界にも色々な経営戦略があり、店主がいるものである。全てが勉強、すべてが師であると思いながら、今週末で当社も1周年を迎えるにあたり、自らの経営を顧みる今日この頃でもあります。